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投稿者:静岡県 | 公開日:2022年01月07日

【マエストロシェフ2020の称号授与者のご紹介】山崎 伴子さん

駿河湾が「世界で最も美しい湾クラブ」に加盟した際、同じく加盟している富山湾の「白エビ」と、駿河湾の「桜えび」のかき揚げを載せた「紅白宝石えびかき揚げ丼」1,800円。

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    外国人観光客に寿司をふるまうイベントの様子。グラスの底には富士山が施されており、冷茶と温かい緑茶の両方を用意。ちょっとした工夫をするのが山崎さん流のおもてなし。

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    手揉み用の茶葉を冷凍保存し、桜えびと一緒にかき揚げにする「茶くらえび」(※現在商標登録申請中)800円も考案。テレビや新聞でも紹介された。

東海道・蒲原宿にあり、ハラール対応をしていることから外国人観光客も数多く訪れる「鮨処 やましち」。店舗だけにとどまらず、地域と協力して、これまであまり採り上げられることのなかった静岡食材を活用する取り組みは、山崎さんの真骨頂。その勢いは、コロナ禍においても止まらない。
2020年、山崎さんは、コロナ禍での空き時間を利用して、茶農家を訪問し、茶づくりを体験。日本茶アドバイザーの資格を取得するとともに、東海道の宿場の様子が描かれた着物の帯を集め、茶箱やタンブラーに貼るという、茶の新しい楽しみ方を提案している。また、静岡県観光協会と協力し、海外のインフルエンサーを招いて、富士山サーモン、桜えび、しらす、地元茶、わさびなどを使った手巻き寿司をふるまう企画も開催。「静岡にはたくさんの魅力がある。食事をおいしく味わっていただくことはもちろんですが、食事にプラスした別の楽しみを提案したい」と山崎さんは語る。
地元の子ども達に向けた活動も興味深い。最近は、地元でも桜えびを食べたことのない子どもが少なくないため、桜えびを知ってもらう授業を実施。その後、干し桜えびやいわしの削り節などを修学旅行先の東京へ持って行ってもらい、上野公園で配布している。この活動は10年ほど前から行なっている。(2020年は新型コロナウイルスの影響により宿泊先のスタッフに配布)。このような食に関する活動は、地域の人たちと一緒に展開し、学校関係者や子ども達、その保護者が地元に興味を持つきっかけになっている。
山崎さんのすごいところは、自身が考案したレシピを惜しみなく、周囲の人に提供するところ。「私は仕事人として、誰にでもできる食を提案したいのです」と笑う山崎さん。尽きることのないアイデアとその行動力から目が離せない。
静岡食材を使った人気メニュー
静岡ちらし3,000円 ※2021年4月から提供予定
静岡にぎり3,000円
この店で使っている静岡食材
桜えび(由比)、しらす(由比)、マグロ(清水)、エビ(駿河湾)、うなぎ(吉田、浜松)、ワサビ(静岡県)、卵(静岡県)

仕事人山崎 伴子

鮨処 やましち

結婚後、1978年に「鮨処 やましち」を開業。1981年に調理師免許を取得し、子育てや店の手伝いなどの傍ら、日本酒やワインを学ぶ。茶懐石で有名な「辻留」へ通い、さらに清水市の後藤加寿子氏のもとや、静岡市の懐石「西堀」にも足を運び、日本料理の基礎を習得。2008年「富士宮やきそば」に触発され、蒲原の町おこしを目指す「桜えびやきそば」普及委員会を発足。2009年には「いわしカレー」を柱とした「かんばら口福屋」を立ち上げる。桜えびと一緒に水揚げされ、価値がないと言われていた深海魚・センハダの活用を考え、子ども達にその料理を教える機会も設けている。また、訪日観光客の増加に伴い、いち早くハラール対応を進め、「おもてなし規格認証の金認証」を取得。外国人観光客の呼び込みに成功している。その他にも、高校生による「和の給食コンテスト」の審査員を務め、学校や地域との交流にも積極的に参加。地元の食文化発展に貢献し続けるパワフルな女性料理人。

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