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投稿者:静岡県 | 公開日:2021年03月24日

【令和元年度 仕事人受賞者のご紹介】渡邉 孝一郎さん

庭園を見ながら静岡料理を味わえる。静岡市産の大和芋を使った「山芋の磯部揚げ」、久能の生姜を使用しきなこをつけた「安倍川しょうが」など地元ならではのアイデア料理も。

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    旬の食材を使った静岡らしさを感じる昼食メニュー。「今後は時間を見つけて生産者のもとへも足を運びたい」と渡邉さん。

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    梅に椿、桜、新緑、そして紅葉と四季のうつろいを感じる池泉回遊式庭園。テラス席でいただくお酒と料理は格別の味わい。

静岡駅から徒歩3分、第15代将軍・徳川慶喜公が大政奉還後に居住した屋敷として知られる料亭「浮月楼」。その内部にある日本庭園は、慶喜公が呼び寄せた庭師・小川治兵衛が手がけた四季折々の花々が楽しめる場所だ。この庭を眺めながら旬の静岡食材をふんだんに使った料理を気軽にいただけるのが2001年にオープンした「レストラン 浮殿」。「ここでの景色と料理が、お客様の記憶に残るものであってほしい」と渡邉さんは語る。歴史あるこの場所にふさわしい料理を出すのはそれなりの心意気と覚悟が必要だ。訪れるお客さまは系列ホテルへの宿泊客も多いことから静岡県外の方も少なくない。静岡県産食材を使うのは当然だが、静岡らしさを全面にアピールした料理が多い。料理に使う出汁は、県内で水揚げされたマグロを使った出汁。煮物、茶碗蒸し、鍋料理、シメで出す漁師飯のお茶漬けにもこの出汁を使う。よく利用されるカツオ出汁とは香りも風味も異なることから、お客様からよく尋ねられるという。また、慶喜公の屋敷跡ということも意識し、駿河シャモ、折戸なすといった徳川家ゆかりの静岡食材も活用。「しらす、桜えび、お茶、ミカンといったわかりやすい静岡食材もありますが、静岡にはまだ県外の方に知られていない良い食材がふんだんにある。そういった食材をわかりやすい形で伝えていけたら」と渡邉さんは未来を語る。

静岡食材を使った人気メニュー
まぐろ鍋1280
しずまえ造り1480円~
浮殿特製だし巻き玉子630
特製揚げ出し豆腐780
鰆の西京焼き780
黒はんぺんフライ630
べっこう餡の茶碗蒸し630

この店で使っている静岡食材
お米(御殿場産コシヒカリ)、黒はんぺん(焼津)、アメーラトマト(焼津)、朝霧ヨーグル豚(富士宮)、ワサビ(梅ヶ島・有東木・伊豆)、いきいき鶏(静岡)、卵(静岡県)、魚(しずまえ中心にヒラメ・アジ・タイ・スズキ・マグロ・しらすなど)、野菜(静岡県)

仕事人渡邉 孝一郎

浮月楼「レストラン 浮殿」

1975年、静岡市生まれ。中学卒業後、焼津にある「日本料理 中重」で11年住み込みで修行し、26歳の時から30歳まで静岡市内の日本料理店「ちゃっきり亭
」で料理の腕を磨く。2006年に浮月楼へ入社。2019年から浮月楼「レストラン 浮殿」の料理長に就任。伝統を意識しつつも、新しいことへの挑戦も続ける。従来は比較的年齢が高めの客層だったが、最近は若い世代にも利用しやすい価格帯の料理や話題性があるメニューも提供。2018年に開催された「茶米」プロジェクトでは、駿河湾の金目鯛、有東木の本山葵、由比産の桜海老ごはん、金目鯛の骨から取った出汁を、茶師本多茂兵衛氏厳選の富士の高焙煎茶とペアリングしたものかけていただく“日本一高いお茶漬け”を考案。多くのメディアに取り上げられ、全国に静岡食材の魅力を伝えた。2020〜2021年にかけては大学と連携しブランド健康食の開発を進める。

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